加来耕三 奇跡の無敗武将・立花宗茂 逆境での自己肯定感

Published 2024-02-05
歴史家・加来耕三さんが、「生涯一度も負けたことがない、奇跡の武将」と呼ぶ立花宗茂。あまり知られていませんが、豊臣秀吉が日本無双の勇将と褒めたたえたというエピソードも残っているほど。立花宗茂はなぜ、そんなに強かったのか。ブレない自分軸を持ち続けた宗茂の生涯に学ぶ、逆境の乗り越え方を加来さんに解説いただきました。(聞き手/アナウンサー牛窪万里子 構成/日経BOOKプラス編集部 映像制作/ドリームムービー)

<ポイント>
■伊達政宗・真田幸村と並ぶ、花の永禄10年組の名将
■生涯一度も負けたことがない奇跡の武将だった
■秀吉に「九州一、いや西日本一だ」と褒められた
■「文禄の役」では、15万の兵に対し3000の兵で快勝
■「なんでそんな強いの?」に対する立花宗茂の回答
■関ヶ原の戦いで負けても、志を高く持ち自分を肯定し続けた強さ

【プロフィル】
加来 耕三(かく こうぞう)
歴史家・作家
大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科を卒業後、奈良大学文学部研究員を経て、現在は大学・企業の講師を務めながら、著作活動に勤しんでいる。内外情勢調査会講師。中小企業大学校講師。政経懇話会講師。著作は『教養としての歴史学入門』(ビジネス社)、『徳川家康の勉強法』(プレジデント社)、『家康の天下取り』(つちや書店)、『歴史の失敗学 25人の英雄に学ぶ教訓』『鎌倉幕府誕生と中世の真相歴史の失敗学2―変革期の混沌と光』『戦国武将と戦国姫の失敗学 歴史の失敗学3─乱世での生き抜く術と仕舞い方』(日経BP)など多数。

牛窪 万里子(うしくぼ まりこ)
フリーアナウンサー/元NHKキャスター/メリディアンプロモーション代表取締役
 大学を卒業後、大手飲料メーカーに入社。その後、NHKキャスターに転身。11年間NHKの報道・情報番組を担当した後、フリーアナウンサーとして活動。CS朝日ニュースター政治討論番組、テレビ東京情報番組、TOKYO FMなどを経て、現在は大手企業を中心にコミュニケーションをテーマとした講演活動を全国で行っている。近著に『難しい相手もなぜか本音を話し始めるたった2つの法則 入門・油田掘メソッド』(日経BP)、『なぜか好かれる人の「言葉」と「表現」の選び方』(明日香出版)

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