【んん??】パロンドゲームのパラドックス【ゆっくり解説】

Published 2021-09-06
一見どう考えてても負けるゲームでも、複数組み合わせると、
何故か勝てるというパロンドのパラドックスの雑学を解説しました。

影の薄いパラドックスだったのでネット上に良いプログラムがなく、
自作するハメになりました。

ゲームAルール:
 48%で+1$
 52%で-1$

ゲームBルール:
・通常時→85%で+1$
     15%で-1$
・所持金が3の倍数→1%で+1$
          99%で-1$
訂正:
6:52「X=Y×85% + Z×15%」となっていますが、
   正しくは「X=Y×15% + Z×85%」の間違いでした…。
   計算結果は正しいです。単に字幕ミスです...。
   (コメ欄で指摘頂いた方ありがとうございます!)
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参考資料:
・直感を裏切る数学 「思い込み」にだまされない数学的思考法
 神永 正博 (著)

・Parrondo's paradox - Wikipedia, the free encyclopedia
 en.wikipedia.org/wiki/Parrondo%27s_paradox

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音楽:
OP:ほのぼのワルツ【リコーダー】(ニコニ・コモンズ commons.nicovideo.jp/)
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All Comments (21)
  • @user-qj8fm2yx5o
    茶番と選ぶ画像からは想像できない内容の良さ すごく好きです
  • 表が出れば俺の勝ち、裏が出ればお前の負け というイギリスの諺があるらしい というのを思い出しました
  • @yukimaru333
    説明どっかから引用してるのかなっておもうくらいわかりやすい説明ですね。面白かったです。
  • @user-qy8ct1bf5g
    確か化学反応にもこういうのありますね。 単独ではそれぞれ収率の低い触媒を同時に使うことによって ものすごく効率が上がるやつ。 化学平衡も確率の状態遷移なので、 3の倍数の時を活性化エネルギーの壁とすれば 似たような話になるのかな?
  • @user-tb6gl3mu6z
    パチンコと競馬を組み合わせてやれば勝てるってことか‼️
  • @Miyama_2510
    Bのゲームの特殊な設定がカギを握っているということだな。面白かった。
  • @user-ct9jy3ij9v
    金持ち暴力王子と、貧乏だけど優しいゴブリン。両方と付き合えば幸せになれる的な話しか。
  • @katamari8678
    所持金が3の倍数のときだけゲームAをやれば絶対勝つじゃん
  • 金融工学で、サブプライムローンを混ぜ込んだ金融商品を連想しましたね…パロンドゲームではゲームABの比率は50%でしたが、この割合を見誤ると結果がえらいことになりますわね…
  • @user-yt2eg1wx3g
    これすげえな。なんか上手い例を挙げようとしたけど何も思い付かないぐらい凄い。まるで遺伝子のようだとか言っておくか
  • @mah2mah
    マルコフ連鎖好き・・・
  • @hiyase
    0:32 夢を買うんじゃなくて、現実を買いなよ by阿良々木月火
  • @nowar3607
    6:59 どうでもいいことかもしれませんが 「3次連立方程式」ではなく、「連立3元1次方程式」ではないでしょうか
  • @user-xy3gw8ix6o
    つまりは競馬と競艇を交互にやれば良いんだな。確かに一理あるな。
  • @user-io5no2if2f
    3の倍数じゃない時は 85%or48%でだいぶ有利 3の倍数の時は 1%or48%でワンチャン勝てる で3の倍数の時とそれ以外の時になる確率と有利のぐあい(?)とか考慮すると結局3以外の倍数の時のメリットが多く働くってことかな?
  • @pArpus
    定常状態…これ化学の平衡で習ったやつみたいなやつか.確率分野にも出てくるんだ
  • @ms8866
    解説中のBGMって何で名前ですか?